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▼ノロウイルスとは
人間の生きた細胞の中で増殖してしまうウイルスの一種で、かきを含む二枚貝からの感染が多く報告されています。通常は夏場に流行る食中毒ですが、ノロウイルスによる食中毒は、11月〜3月の寒い時期多く発生します。
人間の体内で増えるので、非常に少量の感染でも安心できないのです 。
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▼どんな症状になるの
症状が出るまで、通常1〜2日かかります。
主な症状は、吐き気・嘔吐・下痢・腹痛・発熱(38℃以下)など。
一般的には比較的症状は軽く1〜2日で治りますが、まれに1日数十回程度の激しい下痢をすることもあります。 |
▼ノロウイルス食中毒の予防方法
・かきなどの二枚貝はできるだけ中心までよく火を通して食べましょう。
・トイレの後や調理前に十分手を洗いましょう。
・人から人に移るだけではなく、人→調理器具→人でも感染するウィルスです。
下痢や風邪に似た症状があった時は、調理はしないほうが安全です。
・手指の洗浄消毒だけでなく、調理器具の消毒も大切です。 |
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次のような症状がある場合は、逆流性食道炎(胃液が逆流して食道粘膜がただれる)の疑いがあります。潰瘍になっていたり、食道腺がんになることもある病気です。
早目に受診・治療を!
●胸やけが長期間続く
●のどにつかえる感じがする
●食後に酸っぱい胃液がこみ上げる |
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●食生活の変化・欧米化・食べ過ぎ・高脂肪の食品
→胃がもたれて、働きが悪くなり胃の噴門が開きやすくなる。
●高齢者
→胃の噴門の締まりが悪くなる。
●肥満
→胃が圧迫されて逆流が起こりやすくなる。 |
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【噴門】…胃と食道の間にあり、逆流を防ぐバルブの役割をしています。 |
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●38〜40度の発熱、悪寒
●倦怠感、筋肉痛、関節痛、頭痛
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症状が出たら、48時間以内に医療機関に行きましょう。
早期治療の効果は大きい(早ければ早いほど効果的です) |
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●栄養と休養が大切です。
●人ごみを避けましょう。
●適度な温度・湿度を保って下さい(ウィルスは低温、低湿を好みます)
●マスクの着用を心がけましょう。 |
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